Revenantの大型アップデート | EVE Online

Revenantの大型アップデート

2025-03-12 - 作者 EVE Online Team

コミュニティやCSMとの議論を元にした一大アップデートがニューエデンに登場しました。主力艦の生産コストから国家間戦争、戦力投射まで諸々の問題に対処した今回の変更は、今後さらにバランスを改善し、魅力と競争に満ちた宇宙を作り上げる土台となるものです。

製造に関する全面刷新採掘関連の領有権アップグレード国家間戦争:たかり行為の修正と対海賊活動へのインセンティブ戦力投射の調整惑星インダストリーの改善ポクヴェンのフィラメントに関する変更艦船とフリートの調整エキノックスの調整

カプセラの皆さんへ

主力艦の生産コストから国家間戦争、戦力投射まで諸々の問題に対処する一大アップデートがニューエデンに登場しました。コミュニティからのフィードバックとCSMとの議論を元にした今回の変更は、今後さらにバランスを改善し、魅力と競争に満ちた宇宙を作り上げる土台となるものです。

製造に関する全面刷新

主力艦とT1戦艦の製造コストが軽減され、リソースの負担が減ったことでよりフリートに配備しやすくなりました。コストの軽減により戦闘に投入した際のリスクが下がり、フリート戦での役割が強化されます。

採掘関連の領有権アップグレード

ゼロセキュリティ宙域における採掘活動が大幅に改善されました。第1類と第2類の採掘サイトにあるアステロイドが減少する代わりに規模が大きくなり、採掘できる鉱石の量が増加することで移動時間が減り効率がアップしています。新登場の第3類の採掘サイトは主力艦を伴う活動を想定しており、大量の資源が眠る巨大アステロイドが登場します。またモードゥニウムの精錬が改善されたことでパイライトの入手性が高まったほか、ゼロセキュリティ宙域全体でメロコキサイトの産出量が増加しました。さらに、レーザーを用いたOREの新型ディープコア・ストリップマイナーにより採掘艦と特化型採掘艦の性能が高まり、インダストリアリストが強力な新ツールを使ってメロコキサイトを採掘できるようになりました。

国家間戦争:たかり行為の修正と対海賊活動へのインセンティブ

国家間戦争の戦場サイトに重要な修正が登場し、支払いの受け取りには実際の戦闘が不可欠になり、戦闘をせずに留まっているカプセラが報酬を『たかる』行為を行えなくなりました。この変更は現在戦場サイトでテスト中で、今後他のエリアにも適用される予定です。また前哨基地からの貴重な戦利品の入手やNPCを相手にしたローミングなど、対海賊活動で新たな報酬を獲得できるようになり、海賊の反乱で得られる収入がさらに充実しました。

戦力投射の調整

アンシブレックス・ジャンプゲートを攻撃しやすくなり、敵のロジスティクスを妨害したいカプセラに戦略上の好機が生まれています。このタイプのジャンプゲートを使ったカプセラがより近い場所に到着するようになったことで迎撃しやすくなったほか、ゲート自体の自動リペア機能がなくなり、今後は衛星ドリル「メテノックス」のように手動でリペアする必要があります。またワープ妨害器やワープ妨害バブルによるゲートの使用妨害が可能になることで戦力投射に制限がかかり、ゼロセキュリティ宙域での移動がより戦術的な要素となりました。

惑星インダストリーの改善

惑星コロニーを管理しているカプセラの皆さんへの朗報として、QoLが向上する大規模アップデートが行われました。UIの改善や、回路図の複数選択とエクストラクターのリセット機能によりかつてないほどスムーズにコロニーを管理できるようになっています。ただし最も実入りが良いエリアが時間経過で変化する点は変わらないので、収入を最大化するには引き続き手動での管理が重要です。カプセラの皆さんのベータ参加とフィードバックもあり、この変更をベータ版から正式実装することができました。この場を借りてお礼申し上げます。

ポクヴェンのフィラメントに関する変更

フィラメントの起動に準備時間が追加され、即座に脱出できなくなったことでポクヴェンを通る戦術的撤退方法が使いにくくなりました。またフィラメント起動時の痕跡を指向性スキャナーや戦闘スキャナーのプローブで探知可能になり、追跡や反撃の余地が生まれています。ポクヴェンが関連する移動メカニクスについては、今後も広い視点から見直していきます。

艦船とフリートの調整

直近のCSMサミットでの議論を経て、複数の艦船のバランス調整が行われました。ワープ妨害型巡洋艦がサイノシュラルフィールドジェネレーターを装備できるようになり、フリート司令官にとって新たな戦略的選択肢が登場しました。また意図しない悪用を防ぐため、ECMジャマー・バーストの制限が厳しくなりました。

移動メカニクスの一貫性とフリートバランス向上のため、艦船の等級を超えてワープ速度を標準化しました。強襲型巡洋艦は他のT1艦に合わせてワープ速度が若干低下しましたが、特化させれば引き続き役割に相応しいワープボーナスを得られます。

また、フリートにも新たなQoL改善のアップデートが適用されており、解散と再結成がよりスピーディーに行えるようになったほかフリートの最大サイズの設定などが可能になりました。フリート司令官には新たにリペアビーコンのメカニクスが追加され、フリート外の味方をリモートリペア対象に指定できるようになっています。

エキノックスの調整

マーケットを安定させるため、傭兵の隠れ家のインフォモーフ生産量が減少しました。また衛星ドリル「メテノックス」は反応試剤のマグマ性ガスの必要量が増加しました。これによりゼロセキュリティ宙域でのインダストリーで考慮すべき点が増えることになります。

今回の変更は始まりに過ぎず、ニューエデンの進化に合わせてさらなる改善を行っていきます。本アップデートには記載した以外にも数多くの変更が含まれており、詳細は パッチノート.でご確認いただけます。