大規模アップデート:戦力投射[MS4の刷新

2026-09-15 - 作者 EVE Online Team

カプセラの皆さんへ

ニューエデンとアノイキスの根幹に変化の兆しが現れています。原因不明の奇妙な変動が各地で観測され始め、カプセラが長年頼りにしてきたテクノロジーでさえ、その変化に追いつくのが難しくなっています。[TM1]

9月22日に登場する「Cradle of War」大規模アップデートは、ニューエデンの長年続いてきた常識に大きな変化をもたらします。アンシブレックス・ジャンプブリッジは大幅に変更され、アライアンスがゼロセキュリティ宙域全域へ戦力を展開する方法に新たな制限が導入されます。海賊の反乱はより迅速かつダイナミックになり、クラス1から3のワームホール戦闘サイトも刷新されます。さらに、ポクヴェンや艦船バランスなどにも追加の変更が実装されます。[MS2]

これらの変更の多くは、星間管理評議会(CSM)、国家間戦争議会、ワームホールUNをはじめとするニューエデン各地のコミュニティとの対話を含む、カプセラから寄せられた建設的なフィードバックを直接反映したものです。

戦力投射の新時代

ニューエデン全域で奇妙な変動が広がり続ける中、アップウェルの技術者たちはゼロセキュリティ宙域における重要インフラのひとつに改修を施さざるを得なくなりました。アンシブレックス・ジャンプブリッジには新たにキャパシタシステムが導入され、アライアンスによるフリートの移動方法や、勢力圏の中枢からどこまで戦力を展開できるかが変化します。

各アンシブレックスには上限付きのキャパシタチャージが設定され、時間の経過とともにゆっくり回復します。ジャンプブリッジを通過するたびにキャパシタが消費され、その消費量は艦船の種類によって異なります。利用可能なチャージが尽きた場合、アンシブレックスの回復を待たなければ次の通行はできません。

距離も重要な要素です。アンシブレックス利用時のキャパシタ消費量は、目的地が所有アライアンスの首都システムから離れるほど増加します。アライアンスの勢力圏の外縁へ向けて戦力を展開するほどコストは高くなり、逆に中心部へ戻る際のコストは大幅に低くなります。

これらの変更により、アンシブレックスネットワークには実質的な運用限界が生まれます。アライアンスは引き続き広大な領域を維持・運営できますが、その領域全体へ大規模フリートを迅速に展開するには、これまで以上の計画性が求められます。フリート構成、移動距離、利用可能なキャパシタ容量、そして首都システムの位置が重要な要素となります。

ネットワークへのアクセス制限も強化されます。アンシブレックスで移動できるのは準主力艦のみとなり、利用できるのも所有アライアンス所属のカプセラに限定されます。そのため、連合内の同盟勢力は自前のインフラや別の移動手段に頼る必要があります。

戦力投射は長年にわたりEVEコミュニティで議論されてきたテーマであり、特に遠方から展開される大規模フリートと対峙することの多い小規模アライアンスや徘徊部隊にとって重要な問題でした。今回の変更によりアンシブレックスネットワークの到達範囲が予測しやすくなり、どの戦力が、どこから、どの程度の規模で到達可能なのかを把握しやすくなります。

一方で、ゼロセキュリティ宙域の既存勢力にとっては、アライアンスの地理的条件やインフラ配置がこれまで以上に重要になります。見慣れたマップそのものは変わりませんが、その上の「距離」がこれまで以上に大きな意味を持つようになります。

これは戦力投射と領有権を巡る継続的な取り組みにおける重要な一歩であり、今後のアップデートでもさらなる調整が予定されています。

激化する反乱

海賊の反乱にも変更が加えられます。紛争期間が短縮されるほか、反乱の拡大速度が向上し、システム間で腐敗をどのように拡大させるかについて、より大きな主導権を握れるようになります。

腐敗を進行させるカプセラは、反乱の次なる拡大先をこれまで以上に選択できるようになります。特定のシステムへ戦力を集中させることも、ハイセク方面へ押し広げることも、あるいは紛争宙域の地形を利用して重要なルートを遮断することも可能です。また、反乱の鎮圧を目指す側もその進行方向へより大きな影響を与えられるようになり、次の戦場がどこになるのかを巡る攻防がさらに活発になります。

この変更の一環として、前哨基地(FOB)の強化サイクルにも調整が加えられます。サイクルは短縮され、周辺サイトが稼働している間にFOBを強化状態のまま放置するのではなく、フリート同士が積極的に争奪戦を繰り広げ、最終的にFOBを破壊することが促されます。

これに合わせて報酬体系も変更されます。アイス精錬所ハイストおよび採掘オペレーション襲撃サイトの報酬は引き下げられますが 、その代わり全体報酬のより大きな割合が反乱そのものの勝利報酬として支払われるようになります。これにより、紛争を決着へ導くことの重要性が高まります。

さらに、新たな戦場も登場します。腐敗ステージ2以上の反乱システムでは、巡洋戦艦向けの新たなサイトが出現するようになります。「Cradle of War」で導入された国家間戦争向け巡洋戦艦サイトをベースとしており、同様の強力な巡洋戦艦ボーナスが適用されます。サイト内では、パイロットはスキルレベルが1段階上昇したのと同等の属性強化を受けられます。

これらの変更は、カプセラが実際に海賊の反乱へどのように関わっているかを踏まえ、その進化を続ける中で寄せられた、国家間戦争議会コミュニティおよびCSMからの幅広いフィードバックを反映したものです。

ワームホール宙域に新たな息吹

クラス1からクラス3のワームホール戦闘サイトに包括的な刷新が実施され、アノイキスでも特に古参のPvEコンテンツが、現代のEVE Onlineの基準に近づきます。

これらのサイトではNPCの挙動も更新され、電子戦をより効果的に使用するようになるほか、カプセラ側も敵に対してエネルギーニュートラライザーを有効活用できるようになります。また、目標が情報パネルに表示されるようになり、遭遇戦の進行状況をこれまで以上に把握しやすくなります。

サイト自体のビジュアル面も改善されます。 旧式のアステロイドは新しいモデルへ置き換えられ、現在これらのサイトへワープするたびに表示されるポップアップは、一度だけ受信する通信メッセージへ変更されます。

この近代化はクラス1からクラス3のサイトから始まり、そこで活動するパイロットからのフィードバックが、今後アノイキス全域の戦闘サイトをどのように進化させていくかの指針となります。

ランパント・ドローンファブリケーターの報酬向上

今夏、ランパント・ドローンファブリケーターがワームホール宙域へ導入されて以来、最初にレベル100を突破したグループや、スピードランを極めるために編み出された戦術、さらにはサイト内で勃発した数々の熱戦など、皆さんが見せてくれた創意工夫には驚かされるばかりです。これらのコンテンツをより報酬価値が高く、より楽しめるものにするため、皆さんからのフィードバックをもとにいくつかの調整を実施します!

大規模アップデート後、これらのサイトから獲得できるファブリケーターデータが増加します。また、ポクヴェンのロイヤルティポイント(LP)ストアでは、そのデータを新たな報酬と交換できるようになります。

その中には、これまで対応する変異プラスミドが存在しなかったドローンサポートモジュール向けの新たな変異プラスミド4種も含まれており、モジュール運用の可能性がさらに広がります。また、ポクヴェンLPストア限定で新たな「ハイブリッドドローン」スキルブックも登場します。このスキルはレベルごとにハイブリッドドローンのダメージを3%向上させ、熟練のドローンパイロットがさらなる性能を引き出せるようになります。

ランパント・ドローンファブリケーターにはクオリティ・オブ・ライフの調整も加えられ、サイト攻略がよりスムーズになります。これには、フリート編成へワープ妨害型駆逐艦を組み込みやすくする変更なども含まれます。

これらの変更により、ファブリケーターデータには新たな用途が与えられ、サイトの価値のより大きな部分が、カプセラが利用し、取引し、戦略や運用の基盤として活用できる報酬へと変わります。

ポクヴェンに再び変化の波

これまでポクヴェンにおける観測所フラッシュポイントは、収益と紛争の主な原動力となってきました。しかし現在は選択肢が増えているため、いくつかの調整を行います。

ヴィジランスポイントでは、フリートの最大人数が10名から12名へ引き上げられます。これにより、より幅広いフリート構成が可能となり、それに応じて獲得可能な報酬総額も増加します。

一方、観測所フラッシュポイントでは逆の調整が行われ、最大フリート人数が15名から12名へ削減されます。より少ない人数で攻略できる効率的な編成が求められるようになりますが、その分、攻略に成功した各メンバーが受け取れる報酬は増加します。

また、ポクヴェン内部を結ぶワームホールやポクヴェン外部との接続ワームホールにもさらなる調整が加えられます。加えて、徘徊NPCフリートにもアップデートが実施され、地域内を移動するグループ数の増加や行動ロジックの改善が行われます。

ニューエデン全域の艦船バランス調整 

これらの変更に合わせて、より広範なバランス調整も実施され、複数の艦船クラスに改善が加えられます。

襲撃型戦艦と光学迷彩型戦艦は、機動性の調整とあわせて質量が引き下げられます。質量の減少はワームホール宙域で特に大きな意味を持ち、これらの強力な艦船がワームホールの許容質量に与える影響をより小さくしながら通過できるようになります 。

強襲型巡洋艦や強襲型フリゲートにも、性能が振るわなかった船体を中心とした調整が行われます。また、アンシブレックスの変更により、小型で軽量な艦船は新たな戦略的優位性を得る可能性があります。キャパシタ消費量が少ないため、混雑したジャンプブリッジネットワークでも移動しやすくなるためです。

デイモス、フォボス、ヴィジラントは、以前の中型レールガン調整によって想定以上の影響を受けていたことから、射程性能の一部が回復されます。また、ランサー攻城艦には耐性強化が施され、高価かつ専門性の高いこれらの艦船の生存性が向上します。

トリグラビアン技術を扱うインダストリアリストにも注目すべき変更があります。ババロガの製造に使用されるゼロポイント・フィールド・マニピュレーターの資源コストが引き下げられ、この変更によってT2トリグラビアン艦船全体の製造コスト低下が見込まれます。

備えよ

最初の軍事キャンペーンは終盤を迎えています。参加中のカプセラには、キャンペーン終了までに所属国家の目標達成を進め、報酬を獲得する時間がまだ残されています。

AIRキャリアプログラム(ACP)にも変更が予定されています。このプログラムは11月にパラゴンサービスの実績システムへ移行するため、未完了のACPタスクがあるカプセラは、それまでに完了して報酬を受け取っておく必要があります。

これらのタスクは実績へ移行した後、新システム上で再び達成できるようになり、再度進行して対応する実績報酬を獲得する機会が得られます。

進捗管理もさらに簡単になります。情報パネルで最大5つの実績を同時に追跡できるようになり、実績画面を何度も開き直さなくても複数の目標を確認しやすくなります。ACPの移行は11月まで待つ必要がありますが、情報パネルの改善は今回の大規模アップデートで実装されます。

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しばらくニューエデンを離れていたカプセラにとって、9月22日は新たな戦略的判断と新たな活躍の場に満ちた宇宙の幕開けとなります。アライアンスの国境線はこれまでとは異なる意味を持つようになり、反乱はより速いテンポで展開し、ゼロセクからアノイキスに至る馴染み深い宙域も変化していきます。

EVE Online に帰還しよう。そして、この激動の時代における自らの立ち位置を見つけ出そう。

ニューエデンにワープ